日 付 令和2年2月7日
担 当 松本
所 在 地 大分県玖珠郡玖珠町
施工 業者 戸田建設株式会社
内 容 玖珠町太陽光発電所 トラフィカビリティ試験
作 成 者 船井
〇玖珠町太陽光発電所
・パ ネ ル 容 量:24MW
・使 用 材 料 :セメント系改良材
・使 用 車 両 :40t級ダンプトラック→コマツHM016
・開 発 面 積 :24ha
現在建設中の玖珠町太陽光発電所にて、軟弱地盤に対応するためのトラフィカビリティ試験が行われました。
試験当日は降雪に見舞われましたが、安全に十分留意し無事に試験を終えました。
〇試験概要
改良盛土による走行路を設置し、40t級ダンプトラック2回走行時のトラフィカビリティ確認試験を実施。走行前後の各試験ヤード6点で車両走行による盛土沈下量を測定し、過大な沈下の有無を確認する。
試験の順番は、①セメント系改良材(150kg/㎥)➡②セメント系改良材(100kg/㎥)➡③セメント系改良材(50kg/㎥)➡④改良無し の順で行う。
⇩試験車両(40t級ダンプトラック)⇩

⇩セメント系改良材(150kg/㎥)の試験状況⇩

⇩セメント系改良材(150kg/㎥)の沈下状況⇩

⇩セメント系改良材(100kg/㎥)の試験状況⇩

⇩セメント系改良材(100kg/㎥)の沈下状況⇩

⇩セメント系改良材(50kg/㎥)の試験状況⇩

⇩セメント系改良材(50kg/㎥)の沈下状況⇩

⇩改良無し⇩

〇試験結果
セメント系改良材を多く含む改良土の方が走行し易いと判断されました。
改良をしていない部分の走行試験は、40tトラックのタイヤが半分も土にはまってしまい、ブルドーザーに救出してもらうという場面が見受けられました。